マウスガード
スポーツ歯学とは Sports dentistry
スポーツ歯学とは、「全てのスポーツ競技を通じて適切なスポーツ活動の選択、助言、診査、監督と、また必要に応じて治療を行い、さらに専門的情報を提供することを目的とする特別な歯科医学の部門」とFDI(国際歯科連盟)が提言しました。
スポーツに関する外傷予防、運動能力の維持、向上などを歯科医学的にアプローチする学問、研究分野、治療内容です。
スポーツに関する外傷予防、運動能力の維持、向上などを歯科医学的にアプローチする学問、研究分野、治療内容です。
マウスガード Mouth guard
マウスプロテクター、マウスピースとも呼ばれ、外からの衝撃をやわらげて口の中を保護する装置です。楽器やスキューバダイビング用との混同を避ける意味で、最近ではスポーツ用のものをマウスガードとよんでいます。
歯科医院で作るマウスガードは歯型をとり、各自にあった調整やメインテナンスをするため、既製品のような「噛み合わせの調整が十分でないため予防効果が低い」といった問題はありません。
歯科医院で作るマウスガードは歯型をとり、各自にあった調整やメインテナンスをするため、既製品のような「噛み合わせの調整が十分でないため予防効果が低い」といった問題はありません。
- スポーツ外傷による歯の破折
- 歯の脱落と脱臼
スポーツによる口や顎などへの怪我には、口の周りを切ったり、歯が欠けたり、抜けてしまったりすることがあります。
もっとひどくなると顎の骨が折れてしまったり、顎の関節が痛くなり、口が開かなくなったりします。
さらに、めまいやふらつき、時には意識消失を起こし、いわゆる脳震盪にまで及ぶこともあります。
コンタクトスポーツでは、年間20人に1人は脳震盪を経験し、一度経験すると約4倍の確率で再度経験するともいわれます。脳へのダメージや脳震盪を繰り返すと、加齢とともに将来その影響がどのような症状として出るのか、今大きな問題となりつつあります。 アメリカでは大学や高校のフットボール選手にマウスガードを使わせたところ、脳震盪の発生が激減したという報告もあります。
もっとひどくなると顎の骨が折れてしまったり、顎の関節が痛くなり、口が開かなくなったりします。
さらに、めまいやふらつき、時には意識消失を起こし、いわゆる脳震盪にまで及ぶこともあります。
コンタクトスポーツでは、年間20人に1人は脳震盪を経験し、一度経験すると約4倍の確率で再度経験するともいわれます。脳へのダメージや脳震盪を繰り返すと、加齢とともに将来その影響がどのような症状として出るのか、今大きな問題となりつつあります。 アメリカでは大学や高校のフットボール選手にマウスガードを使わせたところ、脳震盪の発生が激減したという報告もあります。
マウスガードの目的、効果
- 01.スポーツ時における歯や軟組織、顎骨、顎関節など口腔領域の外傷予防
- 02.コンタクトスポーツでの衝撃緩衝による脳震盪の軽減
- 03.本来の運動能力を引き出す
マウスガード制作の流れ Mouth guard production process
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01.
- 口腔内診査
- お口の状態を診査し、虫歯や歯周病がある状態では、先に治療をします。
マウスガードの使用目的、スポーツの種類、マウスガードの色を確認します
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02.
- 型採り
- 口の中の型をとり、的確に復元された模型に競技特性を考慮し精密な設計をします。
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03.
- 装着・調整
- 適合のよい世界で一つだけのオリジナルマウスガードを装着し調整します。
-
04.
- メインテナンス
- 定期的な管理が必要です。
中学生以下のジュニア選手は歯の生え変わりのため、三ヶ月毎の管理が必要です。