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一般歯科 General dentistry

一般歯科

虫歯と歯周病の治療、および歯を失った部位を補う治療（入れ歯、ブリッジなど）を行います。いわゆる歯医者がやっていることです。
年間医療費のデータからも分かるように、生き生きと健康な生活を送る上で歯はとても重要な役割を担ってくれています。その大切な歯を極力、削らない・抜かない方法を選択いたします。
一本でも多くの歯を残し、患者様が豊かで快適な生活を送れるようサポートいたします。

虫歯とは Tooth decay

虫歯とは、ミュータンス菌と呼ばれる虫歯の原因菌によって歯のカルシウムが溶かされる病気のことです。ミュータンス菌は口の中の糖分と結びつくと動きが活発になり、歯垢を増やしていきます。その歯垢の中にいるミュータンス菌が酸を作り、酸によってエナメル質を溶かしてしまいます。虫歯が進行すると歯に穴が空いてしまい、元に戻らなくなります。

こんなことで困っていませんか？

こんなことで困っていませんか？

  • 熱いものや冷たいものがしみる
  • 歯から血が出る
  • 歯の上が溶けてしまい、根っこのみ残っている
  • 歯がズキズキする
このような症状が続く場合はすぐに受診しましょう。早期発見早期治療が大切です。

虫歯の原因と症状 Causes and symptoms of tooth decay

虫歯の原因と症状

日本人の約90％以上は虫歯にかかっているといわれています。
糖分を栄養にしてミュータンス菌は増えていきます。一般的に虫歯になりやすいといわれる条件には、以下の6つがあります。

虫歯になりやすい歯
歯垢を作りやすい糖分等を含む飲料・食料を摂取する頻度が多い
口の中にある虫歯菌の量が多い
飲食してから経過してすぐに歯を磨いているかどうか
唾液の量が少ない
酸を中和する力が弱い唾液
これらの原因が考えられます。
虫歯の進行
上記の内容以外にも甘いものをずっと食べ続けたり、虫歯の好む環境を作ってしまう、というような食生活の悪さが原因になることもあり得ます。

  • 虫歯段階：C1

    虫歯段階：C1
    エナメル質が溶ける「エナメル質の虫歯（C1）」

  • 虫歯段階：C2

    虫歯段階：C2
    象牙質にまで虫歯が進行し、冷たいものがしみる「象牙質（C2）」

  • 虫歯段階：C3

    虫歯段階：C3
    歯の神経（歯髄）にまで虫歯が進行して大きく穴があき、痛みが強くなる「歯の神経の虫歯（C3）」

  • 虫歯段階：C4

    虫歯段階：C4
    歯の頭（歯冠部）が失われ、痛みがなくなった状態の「末期の虫歯（C4）」

当院の虫歯治療の特徴

＜無痛治療＞
歯科治療で最も嫌なこと、それは痛いことではないでしょうか。当院ではできるだけ痛みを取り去る努力をしています。お痛みのある処置における麻酔では、刺入の際の表面麻酔、麻酔液の温め、細い注射針の使用、電動注射による注入速度のコントロールを行いできるだけ痛みの無い治療を心掛けています。
＜拡大鏡を用いた治療＞
拡大鏡を用いて治療を行うことで、虫歯の部分だけ正確に削って適切な詰め物を入れることができるようになったり、かぶせ物がとれた場合は再度虫歯にならないよう適切なかぶせ物が入るよう削ることが出来るようになります。
＜できるだけ神経を抜かない治療＞
歯の神経はとらない方が歯の寿命は長くなります。できるだけ神経を保存するため、MTAセメントなどを用いて覆髄という処置を行うこともあります。（この処置は虫歯の位置や大きさなどの条件が合わなければ適応できません。）

麻酔が必要な際の無痛治療をめざして Aiming for painless treatment when anesthesia is required

お子様時代に、痛い治療、押さえつけられての治療を受け、「歯医者はすごく痛いもの」という先入観をもち、歯医者嫌いのまま、大人になられた方がいらっしゃると思います。

当院では、患者さんの治癒時の痛みを最小限にするために、麻酔の注射の無痛化に努めています。
麻酔の注射時には、次に挙げる3種類の痛みが生じます。針が粘膜に刺さるときのチクッとする一瞬の痛みと、その後に麻酔液が入っていくときの圧迫されるような痛み、麻酔液の温度による痛みです。

これらの痛みは、麻酔薬を注入するスピードをコントロールしたり、あらかじめ注射液を温めておくことで緩和できることが証明されています。

当院では、コンピューター制御コードレス電動麻酔注射器“アネジェクト”とカートリッジウォーマー“カプリ”を使用しています。

  • アネジェクト

    アネジェクト
    アネジェクトは、コンピューター制御により3段階すべての速度で注射開始から注入速度が ゆるやかに上がる、痛みのない理想的な注射を実現します。

  • カプリ

    カプリ
    カプリは、麻酔液のカートリッジを痛みが少ないといわれる37℃に温めることで痛みを軽減 します。
  • 極細注射針３３Ｇ
    当然のことながら、注射で使用する針が太いと痛みやすく、反対に細くなればなるほど痛みは起こりにくくなります。上記の電動麻酔器アネジェクトに用いる注射針は、33ゲージというサイズの世界最小注射針で、針が刺さる痛みを感じにくく作られています。